クレバーステージ（2008年生、母スプリングタイムロマンス）

クレバーステージ（2008年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋舞台」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のCape Cross（当時14歳）と交配したスプリングタイムロマンスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2一。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月20日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

4月16日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月11日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月6日、中2週で迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

11月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るツルマルノホシを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2012年）

1月12日、中2週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバルヴィッテスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコスモメサイアを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。