ナタラージャ（2004年生、母ニキーヤ）

ナタラージャ（2004年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「インドの踊りの神。シヴァ神の別名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したニキーヤが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地4戦2勝。2007年の若葉ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額7,000万円（175万×40口）で一口馬主が募集された。

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月18日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/重）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のランペイアに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月17日、中3週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルキーロフを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 雨/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。