ラヴトワイス（2014年生、母ラルティスタ）

ラヴトワイス（2014年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「愛＋二倍」。毛色は栗毛。種牡馬のファルブラヴ（当時16歳）と交配したラルティスタが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の緑風特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

7月3日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に終わった。

3歳（2017年）

1月7日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

4歳（2018年）

2月9日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、札幌から来た秋元要佑さん就職おめでとう杯（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコパノアーデンを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、ご当地メニューが盛りだくさん賞（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスウェプトジョーイに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月28日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、緑風特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスケイシルバーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月31日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、葉月賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったホームゲームに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月17日、中6週で迎えた7戦目は、光速賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったガーネットノームに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。