キョウエイタフガイ（1988年生、母ノブボタン）

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

12月1日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に敗れた。

3歳（1991年）

5月11日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るミンクスハットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4歳（1992年）

2月2日、中7週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマチカネツラヌキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月9日、連闘で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトモエサーペンに1馬身1/4の差をつけて3勝目を獲得した。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は的場均騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5歳（1993年）

4月4日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。