センターカーデュ（1986年生、母センターレデイ）

センターカーデュ（1986年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンエイソロン（当時8歳）と交配したセンターレデイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方12戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の一般C。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

3月25日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ローレルオリンピアにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

4歳（1990年）

9月29日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた5戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊達特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5歳（1991年）

2月17日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホシラリベルテに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオギサザンクロスに3馬身の差をつけて2勝目を収める

3月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエビクトリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月10日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマサヨシスピードに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月18日、連闘で迎えた10戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキライナーに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキライナーをハナ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモジンセイに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月29日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモジンセイから1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、ひばり特別（中津ダート1760m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（7戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のライトバージヨンに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月27日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドアテンションに1馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。