タガノビッグベン（2002年生、母タガノファビュラス）

タガノビッグベン（2002年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したタガノファビュラスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、地方20戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2005年）

5月30日、デビュー戦は加藤和義騎手を鞍上に据えて、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

6月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳B6（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

4歳（2006年）

6月13日、約11か月半の休み明けで迎えた4戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた5戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヨドノチャチャに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

10月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、ソナー企画杯・高ちゃん記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた18戦目は、スピカ特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた19戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた20戦目は、ゆずりは特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。