ダイワアスカロン（2003年生、母チアフルドーター）

ダイワアスカロン（2003年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋龍殺しの剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワテキサス（当時10歳）と交配したチアフルドーターが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、中央障害8戦0勝。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月5日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。17頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、2着となった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

8月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（7戦0勝）。17頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエアクラマンにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

9月3日、中3週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

12月3日、中4週で迎えた13戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

4歳（2007年）

7月8日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた15戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月23日、中6週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月27日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた18戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5歳（2008年）

1月6日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月15日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木慶太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。