レモン（2000年生、母ヤマトマーチ）

Lemon

2000.03.29

レモン（2000年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時13歳）と交配したヤマトマーチが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は松田 豊和。戦績は、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田豊和から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

大島静夫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2002年）

9月7日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアキノニシキをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレートアサテースに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

12月7日、中2週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3歳（2003年）

1月2日、中3週で迎えた7戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。