エイシンカガヤキ（1998年生、母エイシンモモ）

エイシンカガヤキ（1998年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時16歳）と交配したエイシンモモが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害17戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2002年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

3月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

4月29日、中6週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

8月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた6戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のバルーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’01ナチュラルサドル特別（船橋ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月15日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2002年）

1月6日、中2週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月13日、連闘で迎えた11戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

4月27日、中8週で迎えた15戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/良）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は小坂忠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムロッキーからハナ差の2着に惜敗した。

7月6日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーノーブルに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月17日、中3週で迎えた21戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2003年）

11月29日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた23戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた24戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2004年）

1月17日、中2週で迎えた25戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 小雨）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。