ノアシーザリオ（2020年生、母ノアスカーレット）

ノアシーザリオ（2020年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父母名」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したノアスカーレットが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はスガタ牧場。主な勝ち鞍は2023年のファイナルレース(一般C3 18)。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

1月15日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた2戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の長い間ありがとう特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

4月16日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したコロネットを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村卓弥騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた10戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた11戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシントーチャチャをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 21（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、矢野貴史勇退記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 19（高知ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミオファーストに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた23戦目は、まおうさん誕生日特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上瑛太騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月6日、中0週で迎えた24戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上瑛太騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた25戦目は、風岡山本映像最高特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で井上瑛太騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（7戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着を確保した。

6月15日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（15戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、祝!正人の誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上瑛太騎手（17戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。