ツキヨノウサギ（2021年生、母ルナティアーラ）

ツキヨノウサギ（2021年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「月夜のウサギ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時9歳）と交配したルナティアーラが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はオリオンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 25。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月16日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は408kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（2024年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

6月9日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月8日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で及川烈騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2 25（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で及川烈騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサイナシュアをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で及川烈騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、ありがとう!赤い羽根共同募金杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で及川烈騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で及川烈騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で及川烈騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で及川烈騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた14戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2-20（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で合林海斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、うまかモン!熊本の酪農応援賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で青海大樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた20戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したキャラメルコードに半馬身届かず2着となった。

5月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた23戦目は、林悠翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた24戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で林悠翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林悠翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。