カシノグルー（2016年生、母ヴェニーズワルツ）

Kashino Grue

2016.01.21

カシノグルー（2016年1月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鶴（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンゴーゴー（当時11歳）と交配したヴェニーズワルツが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は（株）ストームファームコーポレーション。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ストームファームコーポレーションから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって270万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月29日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3歳（2019年）

2月9日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4月13日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカシノグランプリに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた8戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。