マニーヒーロー（2022年生、母ファイブフォース）

マニーヒーロー（2022年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「真庭の英雄」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したファイブフォースが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はディアレストクラブ。主な勝ち鞍は2025年のSANさんご生誕記念(B3)。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月5日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた2戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月14日、中8週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

3歳（2025年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月2日、中6週で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したシヴァガミを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のSANさんご生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシナモンブルーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の鈴木ショータの競バンライフ銀の盾達成記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピースオーシャンに約13馬身の大差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀九谷賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったヨーグルトナンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の加賀医王山賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の加賀片山津賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のバムを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

7月13日、中1週で迎えた13戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の能登復興祈念百万石かがやきナイター賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた15戦目は、ただいま金沢競馬賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、レッツリブオンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、中2週で迎えた16戦目は、馬の写真家VODKA_HARUKA賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレイワガンタンに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、柚希くんお誕生日おめでとう☆記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（6戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスカイトライアに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、グリーンチャンネル開局30周年特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、楽天ポイントで馬券が買える!楽天競馬特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（8戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビューティーハニーに4馬身の差をつけて6勝目を手にした。

12月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（9戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハートロックに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。