ネイルビューティー（2004年生、母イナズマエイション）

ネイルビューティー（2004年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋美しく輝く」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時7歳）と交配したイナズマエイションが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2007年のペルセウス特別(B1)。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月22日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月26日、連闘で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月21日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた7戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3月3日、中3週で迎えた8戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月22日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月3日、中5週で迎えた11戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプリンセスブレイブを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた15戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた16戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の茜ちゃん満6歳誕生日記念（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。