リーディングライト（1991年生、母マルカコマネチ）

リーディングライト（1991年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシリウスシンボリ（当時9歳）と交配したマルカコマネチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地14戦1勝2着3回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

9月11日、デビュー戦は上野清章騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 晴/重）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクニノチャイナに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

11月28日、中8週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3歳（1994年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイワベストにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたフガク決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のクラブヒーローに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4歳（1995年）

1月4日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月2日、中7週で迎えた16戦目は、坂口義幸騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた20戦目は、坂本一仁騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本一仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた22戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、内原野特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中7週で迎えた24戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西内忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。