メイショウウナバラ（2020年生、母ラタンペットロゼ）

メイショウウナバラ（2020年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+海原」。毛色は栗毛。種牡馬のリアルインパクト（当時12歳）と交配したラタンペットロゼが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方11戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

11月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3歳（2023年）

1月15日、中3週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

3月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

6月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

10月11日、中7週で迎えた13戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4歳（2024年）

1月31日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のテンコウバヒを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月5日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワンダーブレスに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月9日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したハンバーグハマーにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月25日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大柿一真騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大柿一真騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、サトノアヴァロンに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大柿一真騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、マーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中2週で迎えた21戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したビップピュアエースを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5歳（2025年）

1月14日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。