エムティティアラ（2015年生、母プラウドビューティー）

エムティティアラ（2015年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋頭につける装飾品」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時7歳）と交配したプラウドビューティーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂東牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって216万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月22日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は382kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月23日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。

3歳（2018年）

2月11日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4月14日、中8週で迎えた4戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

6月14日、中8週で迎えた5戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた9戦目は、日高山脈最高峰平取幌尻岳賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

9月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったバーミンガムに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったキノカワに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2019年）

1月9日、中7週で迎えた16戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた17戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラララライに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた21戦目は、BM辻本達規☆笠松競馬来場記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた22戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

4月23日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は井上幹太騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月12日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、ホクレンBB肥料賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上幹太騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上幹太騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。