ネオハイエステイト(1999年生、母プリティルイン)
Neo High Estate
1999.05.17
ネオハイエステイト(1999年5月17日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイエステイト(当時13歳)と交配したプリティルインが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林 時春。戦績は、地方21戦13勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般C1四ア。
経歴
デビュー前
1歳のとき、林時春から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、吐合一博によって588万円で落札された。
出川龍一厩舎(船橋)へ入厩。
3歳(2002年)
6月13日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、3歳(船橋ダート1200m 小雨/重)に53kgの軽斤量で出走。馬体重は485kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。
7月1日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳(船橋ダート1200m 曇/不良)に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
11月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた3戦目は、3歳(船橋ダート1400m 内回り 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎駿騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビリングトゥバイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月5日、中3週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳(船橋ダート1500m 晴/不良)に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモアトップウィンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
4歳(2003年)
4月28日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、一般C3六イ(船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホクトジョーオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。
6月4日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3三ア(船橋ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は石崎駿騎手(2戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のタケデンシンドラーに3馬身の差をつけて優勝
7月3日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2四イ(船橋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手(3戦2勝)。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトゥインクルアゲンに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四ア(船橋ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手(4戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、若干緩いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェイドクンに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5歳(2004年)
2月11日、約7か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C3一ア(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手(5戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスプリングフライトをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。
12月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
6歳(2005年)
1月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3三ア(船橋ダート1400m 内回り 晴/重)に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手(1戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーアソナタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。
2月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3三ア(船橋ダート1400m 内回り 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手(2戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフォッシフォンテンを差し切れず、4馬身差の2着に敗北した。
3月17日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3二ア(船橋ダート1500m 小雨/稍重)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(2戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンドスーパーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月6日、中6週で迎えた14戦目は、一般C3一イ(船橋ダート1500m 雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(3戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワールドペガサスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。
6月3日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2四アイ(船橋ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手(4戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイコウライジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて優勝
6月22日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2三(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手(5戦3勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のインディーズに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2三(船橋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手(6戦4勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のパインバレーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
8月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2一(船橋ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手(7戦5勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2一アイ(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手(8戦5勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のミククィーンを3/4馬身振り切って優勝
10月25日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、一般C1四(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手(9戦6勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったローランヴェストに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
11月23日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四ア(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手(10戦6勝)。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のディーエスライナーに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす