トウカイギルト（2004年生、母トウカイチャイム）

トウカイギルト（2004年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金箔」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したトウカイチャイムが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は的場牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方13戦0勝。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

1月21日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエリモサリュートに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月14日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、トップオブバイオに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月22日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で的場勇人騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月17日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で的場勇人騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月25日、中6週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた9戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

12月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

4歳（2008年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

2月27日、中7週で迎えた12戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、春光特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

4月18日、中6週で迎えた13戦目は、芦ノ湖特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた14戦目は、新緑特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で拜原靖之騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた15戦目は、一般B3三 C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で拜原靖之騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で拜原靖之騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で拜原靖之騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で拜原靖之騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で拜原靖之騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で拜原靖之騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で拜原靖之騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で拜原靖之騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。