ラブラック（2006年生、母ファストクリーク）

Love Luck

2006.05.01

ラブラック（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時11歳）と交配したファストクリークが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島 夕起子。戦績は、地方12戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、太陽ジョイフル牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2009年）

4月16日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、3歳C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は550kg。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のムーンカプチーノに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた3戦目は、3歳C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた4戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のレッドマグナムを半馬身振り切って断然人気に応えた。

8月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、パンペルデュに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったヨシシゲユリカに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4歳（2010年）

2月4日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダークドーンを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木村健騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクールリョウガに3馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2011年）

2月23日、約10か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で木村健騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフセノシャークを豪快な末脚で半馬身差し切って久々の実戦を物にした。

6歳（2012年）

6月13日、約16か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で木村健騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で木村健騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。