ゴーイングストーン（2009年生、母グランドグリーン）

ゴーイングストーン（2009年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋石」。毛色は栗毛。種牡馬のクーリンガー（当時10歳）と交配したグランドグリーンが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡博。戦績は、中央平地29戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキクノストームに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

10月29日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアズマリュウセイをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

12月24日、中4週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

3歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のくすのき賞（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（6戦1勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた12戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた13戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた14戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフレージャパンを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

12月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の猪名川特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

4歳（2013年）

1月19日、中4週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた16戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の花見小路特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の壇之浦特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の蓬莱峡特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の六波羅特別（京都芝1600m 外回り雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた24戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

5歳（2014年）

4月20日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月10日、中2週で迎えた27戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るステージジャンプを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って久しぶりに勝利を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上1000万下の白馬岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6歳（2015年）

6月14日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の三宮特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。