ダイレクトヒット（2010年生、母パワーアン）

Direct Hit

2010.03.22

ダイレクトヒット（2010年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時13歳）と交配したパワーアンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-7。

経歴

デビュー前

佐久間雅貴厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2013年）

6月12日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、3歳以上C4-10（門別ダート1200m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したショコラノワゼットにアタマ差届かず2着となった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-9（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアンマーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエニシノイトに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、カムイエクウチカウシ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

4歳（2014年）

5月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったサクラブレイブにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月1日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ハピネスチャンスに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、日高山脈楽古岳賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。