フェリマール（2021年生、母ラローデ）

フェリマール（2021年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「おとぎの国(仏)+ブランデーの一種(仏)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時18歳）と交配したラローデが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2024年のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞(一般C2 26)。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月24日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月14日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月7日、中7週で迎えた6戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた7戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、うまかつアプリもうすぐリリース賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青海大樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青海大樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るベアデザイアを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青海大樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で青海大樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青海大樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、AKIさん来場記念（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、九州の牧場で働こう!賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は青海大樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、佐賀ラウンド第1戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったピークカラーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川島拓騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた18戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴルトヴェーレを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、長谷川蓮騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ツーウィングにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、中5週で迎えた25戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。