シゲルシナノ（2011年生、母カーメリン）

シゲルシナノ（2011年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋『信濃』令制国名（旧国名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジークエンブレム（当時8歳）と交配したカーメリンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、諏訪牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、諏訪牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって73.5万円で落札された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月1日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は384kg。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3歳（2014年）

1月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルブンゴを豪脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月11日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、小山紗知伽騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。