マイネルピカレスク（1994年生、母クインオハラ）

マイネルピカレスク（1994年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリミナルタイプ（当時9歳）と交配したクインオハラが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地13戦0勝、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の一般D2ロ。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,300万円（23万×100口）で一口馬主が募集された。

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

7月14日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月5日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

12月8日、中2週で迎えた7戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

3歳（1997年）

1月6日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

9月27日、約7か月の休養明けで迎えた12戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

11月24日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1998年）

1月2日、中3週で迎えた16戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、万両特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた21戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーコロンビアをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のラガーキングダムに2馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般D2ロ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、青葉城特別（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（6戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた26戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。