ワイドモーゼ(2018年生、母ジューシージーン)
Wide Moses
2018.03.28
ワイドモーゼ(2018年3月28日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+出エジプト記などに登場する預言者」。毛色は青鹿毛。種牡馬のミッキーアイル(当時7歳)と交配したジューシージーンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾 皆雄。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、乾皆雄から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって1,566万円で落札された。
武井亮厩舎(美浦)へ入厩。
2歳(2020年)
6月27日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(函館芝1200m 曇/稍重)に出走。馬体重は462kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。
9月27日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(中山芝1600m 外回り 曇/稍重)に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。
11月23日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利(東京ダート1600m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山武史騎手(1戦0勝)。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利(中山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
3歳(2021年)
2月14日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利(東京ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は大野拓弥騎手(1戦0勝)。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた6戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(小倉ダート1700m 曇/重)に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利(中京ダート1800m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手(1戦0勝)。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。
4月25日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利(新潟ダート1800m 曇/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手(2戦0勝)。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、テーオーシリウスに交わされて2馬身半差の2着となった。
5月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利(新潟ダート1800m 曇/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手(3戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はタイセイマーベルと並んで1着同着となった。
4歳(2022年)
3月6日、約10か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス(中山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で秋山稔樹騎手(4戦1勝)。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。
4月30日、中7週で迎えた11戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス(東京ダート1600m 晴/重)に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた12戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス(中京ダート1200m 晴/不良)に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。
6月11日、中3週で迎えた13戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス(東京ダート1400m 曇/良)に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。
12月28日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス(中山ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は秋山稔樹騎手(5戦1勝)。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
2023年1月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
5歳(2023年)
2月28日、中8週で迎えた15戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、祝!瑛太誕生日特別(高知ダート1400m 晴/重)に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、乾皆雄から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって1,566万円で落札された。
田中伸一厩舎(高知)へ入厩。
3月28日、デビュー戦は石本純也騎手を鞍上に据えて、一般C3-2(高知ダート1400m 晴/不良)に出走。11頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。