ネクストトライ（2005年生、母ステラモア）

ネクストトライ（2005年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「次の試み」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したステラモアが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月23日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

3歳（2008年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のマコトガンベロを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。