ケイブリッド（1996年生、母ミスエリート）
1996.04.27
ケイブリッド（1996年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスマノヒツト（当時15歳）と交配したミスエリートが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松田 一夫。戦績は、地方35戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の玄海賞(アラ系4歳以上B1 B2)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、松田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって525万円で落札された。
飯島美智雄厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（1998年）
6月6日、デビュー戦は三小田幸人騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は491kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンチャームに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
8月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートアラシを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
9月6日、中4週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三小田幸人騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三小田幸人騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。
10月5日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三小田幸人騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。
10月25日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三小田幸人騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のつばき特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で三小田幸人騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
12月7日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で三小田幸人騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
12月20日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で三小田幸人騎手（10戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワールドキングオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。
3歳（1999年）
1月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で三小田幸人騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
1月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で三小田幸人騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた14戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。
2月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（13戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガンリュウムサシに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。
4歳（2000年）
1月31日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた18戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミスターナタリー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
3月4日、中2週で迎えた20戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた21戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトライバルリストを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。
4月30日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るナイスメアリーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。
6月2日、中2週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
7月1日、中3週で迎えた26戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
7月14日、中1週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアキノブを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。
5歳（2001年）
4月22日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた28戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた29戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、すずらん特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月4日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月26日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月15日、中4週で迎えた33戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月28日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。