キイソアリング（2018年生、母グレイスフルワード）

Kii Soaring

2018.03.14

キイソアリング（2018年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「紀伊+舞い上がる、上昇する」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時9歳）と交配したグレイスフルワードが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月3日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月27日、中8週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2021年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月18日、中4週で迎えた6戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田敬士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた8戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったハーツトリップに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた9戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。