カナールクイン（2015年生、母ユメザンマイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小林篤によって432万円で落札された。

2歳（2017年）

12月15日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るパレスショウグンを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2018年）

2月2日、中6週で迎えた2戦目は、3歳戦の雪晴賞（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたトニーシャレード決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月14日、中3週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紫陽花特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定戦の福島のおいしいお米「天のつぶ」記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月30日、中5週で迎えた10戦目は、祝・銀座BARムーティエ開店一周年記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったサウスアメリカンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、「梅の宴」平成31年2月2日スタート記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4歳（2019年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定戦のクロッカス賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

1月28日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスノーフレーク賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5月2日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、「まるまるひがしにほん」オープン賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のアフロディーテ賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月21日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のチバニアンを3/4馬身振り切って休養明けの一戦を制した。