アレックスパワー（1992年生、母Pirate's Quill）

Alex Power

1992.10.10

アレックスパワー（1992年10月10日）は、ニュージーランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSuccess Express（当時7歳）と交配したPirate's Quillが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

9月10日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したエーピーギンにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月12日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4歳（1996年）

8月18日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた7戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の春日山特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。