ケンブレンデント（2020年生、母アラリーン）

ケンブレンデント（2020年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+眩しい(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時17歳）と交配したアラリーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月22日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2022年11月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月12日、中4週で迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

12月22日、中0週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

3歳（2023年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳戦のアクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦のシトリン特別（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

6月9日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のちえりちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は深澤杏花騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は深澤杏花騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグッドフラッシュをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で深澤杏花騎手（6戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。