アリダンジェロ（2020年生、母ウイングドウィール）
Ali d'Angelo
2020.04.29
アリダンジェロ（2020年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使の翼(伊)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したウイングドウィールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2024年のファイナルアンサー賞(一般C2)。
経歴
デビュー前
西田雄一郎厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
8月21日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
3歳（2023年）
3月4日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。
3月25日、中2週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。
5月6日、中5週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したシロノクミキョクにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月28日、中2週で迎えた5戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。
7月16日、中6週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。
8月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松本大輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。
12月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、牝馬限定戦のビュッシュドノエル賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったバードハズフロウンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
4歳（2024年）
1月1日、中1週で迎えた9戦目は、三茄子賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
1月30日、中3週で迎えた10戦目は、マイスターチャレンジ（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したティーケーメイトに半馬身届かず2着に敗北した。
3月12日、中5週で迎えた11戦目は、胡蝶蘭賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。
4月3日、中2週で迎えた12戦目は、アフロディーテ賞（川崎ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
5月21日、中6週で迎えた13戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
6月10日、中2週で迎えた14戦目は、紫陽花賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。
11月15日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイナズマラインに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、猩々木賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。
5歳（2025年）
1月1日、中2週で迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、三茄子賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
2月7日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のワッフル賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
6月16日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のミルフィーユ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
7月7日、中2週で迎えた20戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のガトーショコラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
8月7日、中3週で迎えた21戦目は、満漢全席賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐野遥久騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた22戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、ナイル賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた23戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のチョコミント賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハナチルサトに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
9月29日、中2週で迎えた24戦目は、オリオンビール×ハートビートナイター記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ミシェル騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。
10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、巨福呂坂賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は神尾香澄騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。