ディアアリーチェ（2021年生、母ティロレスカ）

Dear Alice

2021.02.12

ディアアリーチェ（2021年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「親愛なる+イタリアの女性名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したティロレスカが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、TNレーシングによって5,170万円で落札された。

武幸四郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月9日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

5月11日、中6週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

7月6日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ルージュピルエットにクビ差交わされて2着となった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2024年7月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。