ユイノコドウ（2021年生、母シャンスイ）

Yuino Kodo

2021.03.20

ユイノコドウ（2021年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+鼓動」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時14歳）と交配したシャンスイが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠橋本牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳B1二。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月28日、デビュー戦は小林美駒騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したタッカーにクビ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2024年）

1月14日、中1週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、5着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山和生騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

7月15日、中8週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいわてくじ山形村短角牛賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンエイキャノンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のいわて北緯40度八幡平市賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したリトルシスターにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳B1二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムティリラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月8日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた13戦目は、ひいらぎ賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、アレキサンドライト賞（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、夢・希望 未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

デビュー前

千葉博次厩舎（岩手）へ入厩。

4歳（2025年）

1月17日、中5週で迎えた16戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた17戦目は、風花特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。