サンマロット（1988年生、母サンフオード）

サンマロット（1988年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のアサヒマロツト（当時21歳）と交配したサンフオードが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、地方18戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の全日本アラブ争覇。

経歴

デビュー前

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1990年）

5月10日、デビュー戦は松本隆宏騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（帯広ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は507kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のギンザトリッキーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリリーメイゲキをハナ差制して2勝目を手中に収めた。

7月9日、中5週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本隆宏騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のアイリス特別（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本隆宏騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本隆宏騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンワイチバンに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月16日、連闘で迎えた6戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月20日、中4週で迎えた7戦目は、2歳戦のアラブ3才争覇（札幌(地)ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の浦河ピスカリ館特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックタイトルから半馬身差の2着となった。

12月5日、中4週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバサラエボをハナ差制して4勝目を手中に収めた。

3歳（1991年）

1月29日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦の紅梅特別（船橋ダート1600m 晴/良）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月2日、中5週で迎えた13戦目は、桜狩特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のルビーキヤツプに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5月2日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハチノカイウンから3馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中6週で迎えた15戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1993年）

5月20日、約23か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた16戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、長瀞特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1994年）

4月21日、約11か月の休養明けで迎えた17戦目は、村上正和騎手を鞍上に迎えて、ゆきやなぎ特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた18戦目は、銀杯（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。