スピードルドルフ（1999年生、母スピードデクタス）

スピードルドルフ（1999年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時18歳）と交配したスピードデクタスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般D2-3。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

9月15日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（2002年）

9月17日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-5（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた3戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、一般D2-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリダンサスから1馬身半差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、一般D2-3（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモニッコーリーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。