パラダイスウインド（2001年生、母リリーレディ）

パラダイスウインド（2001年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「楽園の風」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時12歳）と交配したリリーレディが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C9。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月29日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

3歳（2004年）

1月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

2月2日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた5戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中央条件交流梅の香特別（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月26日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の大通公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月27日、中4週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

8月10日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマミパワーから4馬身差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒルノカムサに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキルルドから1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノヒノデをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月5日、連闘で迎えた16戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた17戦目は、鳳来寺山特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月21日、中3週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。