ミズホライン（1998年生、母イチカツリリー）

ミズホライン（1998年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のフィニッシュライン（当時10歳）と交配したイチカツリリーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方43戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系一般C1。

経歴

デビュー前

鷹尾雄治厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2001年）

4月22日、デビュー戦は端勝成騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた2戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマノリリーにクビ差交わされて2着となった。

6月25日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミズホアカネを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリバーサクセスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、曽々木賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、スターアリオンに3/4馬身交わされて2着となった。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイカンフブキに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

10月13日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、コスモス賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホカズノオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた21戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は端勝成騎手（16戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた27戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチリュウヒメを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

8月24日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた30戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた34戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月25日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は端勝成騎手（19戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

12月21日、中3週で迎えた36戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた37戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて5着に終わった。

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた38戦目は、もとせ屋特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた40戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた41戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。