シルミーヌ（2018年生、母ホットサマーデイ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、市瀬章によって432万円で落札された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月18日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

3歳（2021年）

1月17日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

6月12日、中8週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

7月4日、中2週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着を確保した。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のラフルオリータに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月11日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。