グロリアスワルツ（2005年生、母マプティットジョリィ）

グロリアスワルツ（2005年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時17歳）と交配したマプティットジョリィが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、地方40戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2008年）

4月30日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月6日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2009年）

5月5日、約11か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

5月21日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月2日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、アグネステンションに交わされて6馬身差の2着となった。

6月9日、連闘で迎えた8戦目は、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリザベスカーラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

8月25日、中8週で迎えた10戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、とんがりロード賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般D3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のディアキャンドルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオールレディを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦2勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず3着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、サッポロポレール賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5歳（2010年）

5月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、サッポロ生粋賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた20戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（13戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた21戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、応援ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた24戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、サッポロアイスラガー賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた25戦目は、シシャモとヤマベ日高町賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた26戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（16戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた29戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず最後はブライトイエローと並んで7着同着となった。

10月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（17戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-3（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（18戦1勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島雅人騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6歳（2011年）

1月10日、中7週で迎えた33戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた36戦目は、一般C16（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテンテンレジェンドに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C15（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた38戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた39戦目は、一般C15ホ（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のインパルスバイヤーに1馬身の差をつけて制した。

4月11日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。