ファイアーシチー（2011年生、母ケイエイローズ）

ファイアーシチー（2011年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より＋冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時8歳）と交配したケイエイローズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

11月24日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた4戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月26日、中6週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は和田翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月28日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4歳（2015年）

1月17日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小坂忠士騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で小坂忠士騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウゼロセンから6馬身差の2着となった。

6月21日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で小坂忠士騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小坂忠士騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小坂忠士騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウヒデタダに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小坂忠士騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた22戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2016年）

1月16日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた24戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。