ピュアグレイン（1992年生、母Mill Line）

ピュアグレイン（1992年2月23日）は、イギリスで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPolish Precedent（当時6歳）と交配したMill Lineが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外10戦5勝。1995年のヨークシャーオークス(英・G1)に勝利した他、1995年のアイリッシュオークス(愛・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞4勝を挙げた。

経歴

2歳（1994年）

6月27日、5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったBrief Glimpseから3馬身半差の2着に敗れた。

7月15日、10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のPoppy Carewに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、2歳G3のプリンセスマーガレットステークス（イギリス・アスコット芝1207m）に出走。重賞競走への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のPoppy Carewに1馬身1/4の差をつけて重賞ウィナーの称号を掴み取った。

9月24日、2歳G1のフィリーズマイル（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。G1級競走への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1995年）

5月16日、3歳G3のミュージドラステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のCarambaに1馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手にした。

6月9日、3歳G1のオークス（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、3歳G1のアイリッシュオークス（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のRussian Snowsに6馬身の差をつけて初のG1タイトルを獲得した。

8月16日、G1のヨークシャーオークス（イギリス・ヨーク芝2391m）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のMagical Retreatをアタマ差制して2つ目のG1タイトルをゲットした。

10月1日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月26日、J.リード騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。