ホクセイビューティ（1988年生、母スタイルテスコ）

ホクセイビューティ（1988年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時13歳）と交配したスタイルテスコが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月27日、デビュー戦は樋口弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のミヒロボーベルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は樋口弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月20日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

8月10日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、シロキタブライトに半馬身交わされて2着となった。

9月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

4歳（1992年）

1月5日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の背振山特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5月30日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は樋口弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（4戦0勝）。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月23日、中9週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で樋口弘騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。