クルサード（2004年生、母ポトリザリス）

Cruzado

2004.02.03

クルサード（2004年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アルゼンチンタンゴのステップの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したポトリザリスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着2回。2007年の若駒ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額7,000万円（17.5万×400口）で一口馬主が募集された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月21日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したヴェルトマイスターを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り 小雨/稍重）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るコンティネントを次元の違う末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

12月24日、中5週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月20日、中3週で迎えた4戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したモチにハナ差届かず2着に甘んじた。