バクシンジャパン（2003年生、母イナズマクリーン）

バクシンジャパン（2003年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「驀進＋日本」。毛色は栗毛。種牡馬のオジジアン（当時20歳）と交配したイナズマクリーンが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）浜口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、浜口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月19日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターオブジャパンからハナ差の2着となった。

5月26日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月27日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウメをアタマ差制して初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの馬産地日高スターライトカップ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3歳（2006年）

1月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

6月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトミノチェリーに2馬身の差をつけて優勝