ニシノアスカ（2015年生、母キャッスルブラウン）

Nishino Asuka

2015.03.29

ニシノアスカ（2015年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時11歳）と交配したキャッスルブラウンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月2日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は408kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミフトゥーロに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3歳（2018年）

2月25日、中8週で迎えた3戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月16日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた5戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月2日、中9週で迎えた6戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。