アドレニコル（2023年生、母トーセンフルヴィア）

アドレニコル（2023年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大好き(仏)+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクマホン（当時9歳）と交配したトーセンフルヴィアが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

6月7日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月10日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツウカイミッキーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のレヨンドルミエールに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳M2の若駒賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡紀騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡紀騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。