プラチナハット（2013年生、母スズカジェム）

プラチナハット（2013年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時13歳）と交配したスズカジェムが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中村勝則。戦績は、地方9戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の名古屋チャレンジカップメロン賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾崎智大によって313.2万円で落札された。

川西毅厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2015年）

12月24日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、2歳戦の金シャチけいば応援記念（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は514kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のルッセカッテルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若鯱特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムオリオンに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガンバレマサルに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月15日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、ラサンタクルスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の山鳩特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウイングラウベンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムティアポロンに7馬身の差をつけて優勝

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のチュウワメジャーに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。