ニシカラキタユウマ（2023年生、母アイディンビュー）

ニシカラキタユウマ（2023年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「西から来た+雄大な馬をイメージ」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時25歳）と交配したアイディンビューが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は長谷川牧場。主な勝ち鞍は2025年のひまわり賞チャレンジカップ。

経歴

デビュー前

池田忠好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2025年）

5月31日、デビュー戦は長谷川蓮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したカシノロイを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のひまわり賞チャレンジカップ（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のナンゴクイイネットに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びを欠き17着に終わった。

2025年7月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月17日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のアルタイル特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川蓮騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のデネブ特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川蓮騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。